一寸法師を現代風にしたらこうなると思う

 

昔々あるところに、人形コレクターのおじいさんとおばあさんが住んでいました。

おじいさんがいつものように人形の手入れをしていると、人形の身長がわずかながら縮んでいることに気付きました。

おそるおそる測ってみると長さは3cm、それにちなんで、おじいさんは人形を「イッスン(一寸)」と名付けました。

ある日、2人が目を覚ますと、イッスンが突然しゃべりだしました。

「俺はル○ィ―のような海賊王になりたい!だから俺は旅に出る!」

2人は少しパニックになりましたが、スーパーで買った紙コップを授け、船代わりに使うようアドバイスしました。

しかし、移動中に紙コップが沈みそうになったので、イッスンは地上に上がり、ヒッチハイクで移動。

京についたイッスンは疲れ切っており、近くにあったお偉いさんの家に泊めてもらうことにしました。

イッスンはどうにかお金を稼ごうと、プライドを捨てて土下座で懇願、家で働かせてもらうことに成功。

ある日、家の娘が鬼にさらわれそうになり、イッスンは鬼に立ち向かいましたが、飲みこまれてしまいました。

飲み込まれたイッスンは、秘密裏に手に入れたライフルを乱射、鬼はあまりの痛さにイッスンを吐き出して逃走しました。

娘は鬼が逃げるときに落としたBL本を開くと、イッスンはたちまち大きくなり、イケメンの青年になりました。

娘はイッスンに惚れ込み結婚、末永く幸せに暮らしましたとさ。

 編集後記

 今回は短めにしました。

 

 

花咲じいさんを現代風にしたら多分こうなると思う

昔々あるところに、強面の優しいおじいさん(以下優じい)と、優しさレベル79のおばあさんがいました。

おじいさん「ばあさん、もう少しでレベル80じゃな」

おばあさん「そうですね。それよりもお隣さんがまた何かしてるみたいですよ?」

隣には欲張りのおじいさん(以下欲じい)と欲張りレベル90のおばあさんが住んでおり、いつもみんなを困らせていました。

ある日、優じいが愛犬を連れて散歩をしていると、犬が地面に向かって吠えだしました。

優じいは犬語がわからないので、スマホの音声翻訳アプリを使って犬の言葉を訳してみました。

すると「ここを掘ればいいことがありますよ。あと僕に名前をください」と訳されました。

優じいは少し戸惑いながら、手元にあった穴掘り用のドリルを使って地面を堀り起こすと、大量の小判が出てきました。

優じい「これはすごい!ポチよ、大手柄じゃ」

一部始終を見ていた欲じいは、優じいに向かってこう言いました

欲じい「俺も小判を手に入れる!その犬をよこせ!」

ポチはとても嫌がっていましたが、欲じいは無理矢理連れていきました。

欲じい「さあ小判はどこだ!犬よ教えろ!」

ポチはワンワンと吠え、欲じいがその場所を掘ってみると、大量のご飯が出てきました。

欲じい「こんな量食えるわけないだろ!どうでもいいが俺はパン派だ!」

欲じいは足を振り上げ、足がポチに直撃、ケガを負ってしまいました。

優じいはケガしたポチを治療し、早くケガが回復するように祈りを込めました。

翌日、優じいが起きると、庭に現金の入った箱が置かれていました。

優じいは警察に届けようとしましたが、通りかかった欲じいが優じいから現金を奪いとりました。

しかし、欲じいは途中で偽札であることに気付き、ビリビリに破って焼いてしまいました。

優じいはなんとなくその灰持って帰ることにしました。

帰る途中、風が吹いて灰が枯れ木にかかった瞬間、なんと満開の桜が咲きました。

優じい「なんだこれは…わしは幻覚でも見ているのか?」

非現実的な出来事がたて続きに起き、優じいは病みそうになっていました。

優じいはふらふらになりながら灰をまき散らすと、どんどん桜が咲きました。

通りかかったお殿様は、美しい光景が見せてくれたお礼に優じいにAmaz○nギフト券を渡しました。

それを見た欲じいは、自分もギフト券をもらおうと、灰をまき散らしました。

しかし、何も変わらず、むしろ地面が灰だらけになりました。

お殿様「何をしておる!?町を汚すでない!お前たち、あの者を懲らしめてしまえ!」

欲じいはお殿様の家来にやられ、全治1ヶ月のケガを負いましたが、誰にも心配されませんでした。

残念。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3匹のこぶたをルー大柴風にしたら少しわかりにくくなった

マミーちゃん(お母さん)は三匹のチャイルドピッグたちを自立させるために、外のワールドに送り出しました。

ファーストアイチャイルドピッグ(1番目の子豚)はわらでハウスを建てました。

しかし、通りかかったウルフがわらのハウスを吹き飛ばし、チャイルドピッグをイートしてしまいました。

セカンドアイチャイルドピッグはウッドの枝でハウスを建てましたが 、ファーストアイピッグチャイルドピッグと同様、ハウスを吹き飛ばされ、イートされていまいました。

サードアイチャイルドピッグは、レンガでハウスを建てました。

ウルフ「フフフ…このハウスも俺のブレスで吹き飛ばしてやる」

そう言ってウルフはビッグブレスを吹き付けましたが、レンガのハウスを吹き飛ばすことはキャント、つまりできませんでした。

サードアイチャイルドピッグ「僕のハウスを吹き飛ばすのはイージーじゃないよ」

腹を立てたウルフは、サードアイチャイルドピッグを襲おうと煙突から忍び込もうとしましたが 、サードアイチャイルドピッグが用意したホット湯(熱湯)に飛び込んでしまいました。

ウルフ「なんだこれは! ホット! ベリーホット!」

サードアイチャイルドピッグは茹でられたウルフを料理すると、そのままイートしてしまいました。

サードチャイルドアイピッグ「これはデリシャス、ブラザー達にも食べさせたかったな。バッドラック(残念)だ」

 補足

 今回もルー語の変換には「もんじろう」を使いました。

それにしても、訳をつけないと何言ってるかよくわからない。

 

 

 

 

浦島太郎を現代風にしてみたらすごく変になったかも

あるところに、浦島太郎というカナヅチの漁師が住んでいました。

浦島太郎が釣りに出かけると、子ども達と1匹の亀がいました。

亀「返して!僕のDS返してよ!」

子ども達「やだよ、誰が返すもんか!」

浦島太郎「お前たち、地味な嫌がらせはやめろ!亀にDSを返しなさい」

子どもA「うるさい!部外者は黙ってろ!」

浦島太郎「物語の上では部外者だが、こうやって共演してるんだから共演者と言ってほしいな。それより早くDSを返してあげなさい」

子どもB「返せと言われて返すやつなんかいないよ」

浦島太郎「しょうがない…1人1万円やる」

子ども達「亀さんごめんよ、DS返すわ」

亀「ありがとうございます。助かりました」

亀は助けてくれたお礼に、浦島太郎を竜宮城に連れて行くことにしました。

竜宮城に着くと、乙姫さまに歓迎され、楽しい日々を過ごす予定でしたが、2時間で帰ることにしました。

浦島太郎「もっとリア充したいが仕事があるんでね」

乙姫「帰るのですか?それでは、このアタッシュケースをお土産に差し上げます。でも、決して開けてはなりませんよ」

浦島太郎「なんかヤバいもの入ってそうだな。まあいい、とりあえずもらっておく」

浦島太郎がアタッシュケースを手に地上に上がると、町が一変していました。

浦島太郎「なんだこれは…荒手のドッキリか?」

竜宮城にいた間、地上では100年以上も経っていたのです。

浦島太郎はショックのあまり、アタッシュケースを開けてしまいました。

すると、中から煙が出てきて、浦島太郎は幼児化しました。

浦島太郎「なんでちゅかこれは!? 縮んじゃったでちゅ、言葉遣いもおかしくなっちゃったでちゅ~」

幼児化してから浦島太郎は赤ちゃん言葉をずっと連呼していましたとさ。

 

桃太郎をルー大柴風にしたら多分こうなる

むかしむかし、あるところにグランドファザーとグランドマザーがいました。

グランドファザーはマウンテンへ柴刈りに、グランドマザーはリバーへ洗濯にGo to しました。

グランドマザーが リバーで洗濯していると、どんぶらこ、どんぶらこと、ジャイアントな桃が流れてきました。

グランドマザーはその桃を持ってハウスにゴーバックしました。

桃を食べようと割ったところ、桃の中からスピリットなジェントルメンのチャイルドが ボーンしました。

グランドファザーとグランドマザーはチャイルドを桃太郎とネーム付け、大事に育てました。

大きく成長した桃太郎は、鬼ヶアイランドへGOすることになりました。

桃太郎「グランドファザー・グランドマザー、俺、鬼ヶアイランドへGOしてくるよ」

グランドファザー・グランドマザー「グッドラック!」

桃太郎はグランドマザーが作ってくれたきび団チャイルド(きび団子)を腰にかけ、鬼ヶアイランドへとGOしました。

ロード中、ドッグ、モンキー、キジが現れました。きび団チャイルドを欲しがっているようです。

ドッグ・モンキー・キジ「桃太郎ちゃん、桃太郎ちゃん、お腰に付けたきび団チャイルド、ひとつマイセルフにプリーズな」

桃太郎「S・G・N(しょうがないな)」

桃太郎は、鬼ヶアイランドへ行くことを条件に、きび団チャイルドを3匹に与えました。

ドッグ、モンキー、キジの3匹は桃太郎のフレンドになり、鬼ヶアイランドへとトゥゲザーしました。

鬼ヶアイランドについた桃太郎たちは、鬼の攻撃準備をしていました。

桃太郎「you達、準備はOKかい?」

ドッグ・モンキー・キジ「オフコース!!いつでもGOできるぜ」

準備が完了すると、桃太郎たちは一斉に鬼達にアタックし、大ビクトリー、鬼達からトレジャーをゲットすると、村にゴーバックしました。

 補足

 ルー語の変換には「もんじろう」というツールを使いました。

桃太郎を現代風にしたら話がめちゃくちゃになった

昔々あるところに、ロリコンのおじいさんと浮気性のおばあさんがいました。

おじいさんはロリコン仲間と飲み会に、おばあさんは愛人と川へ洗濯に行きました。

おばあさんが川で洗濯をしていると、桃がガッツだぜ、ガッツだぜと流れてきました。

拾ってきた桃を素手で割ると、中から元気な赤ちゃんが生まれて…きませんでした

おばあさん「はて…確か桃から赤ちゃんが生まれるんじゃなかったかね?」

帰ってきたおじいさんに桃の話をすると、おじいさんは言いました。

おじいさん「桃から赤子が出てくるわけなかろう、現実的にありえん」

おばあさん「でも、主人公が登場しないと話が進展しませんよ」

おじいさん「そんなこと言われてもな~、そうだ!ばあさんが子どもを産んだことにすればいいじゃないか」

その後、おじいさんとおばあさんは子作りに専念し、1年後に赤ちゃんを産みました」

おじいさん「やっと話が進む」

おばあさん「よかった、よかった」

桃太郎はすくすくと育ち、こう言いました。

「俺は今からデーモンアイランド(鬼ヶ島)に行く、言っておくが中二病じゃないぞ」

おばあさんは桃太郎に花より○子のコミック全巻を授け、静かに見届けました。

桃太郎はおばあさんのチョイスに首を傾げなラがも鬼ヶ島に向かいました。

途中で出会った犬・サル・キジを仲間にして、ついに鬼ヶ島に到着。

桃太郎「ここがデーモンアイランドか…ふふふ、俺の目がうずくぜ」

犬「こいつ絶対中二病だよ」

桃太郎は鬼達に近づきこう言いました

桃太郎「俺はお前たちを…倒しに来た!」

鬼「いや、そんな堂々と言われても困るわ」

桃太郎一同は一斉に鬼達を攻撃し始めました。

鬼「ちょ待った!暴力反対!暴力反対!」

しかし、桃太郎たちは攻撃の手を一切緩めません。

鬼達は早々と降参、桃太郎たちに宝をあげました。

桃太郎たちは宝を持ち帰り、おじいさんとおばあさんに寄付しましたとさ。

 

 

 

 

 

 

 

 

シンデレラを現代風にしたら多分こうなるんじゃないかな

あるところに、山田シンデレラという、絶世の美少女がいました。

シンデレラは幼いころ、親が疾走し、意地悪な義母と義姉に預けられました。

義母「シンデレラなんてDQNネーム今更通用すると思ってんの!?」

義姉「せめて花子とかありそうな名前にしときなさいよ」

シンデレラ「名前にケチ付けないでください!」

シンデレラは義母と義姉の執拗ないじめで心身ともに限界に達していました。

シンデレラ「なんで、主人公の私がこんな目に遭わなきゃならないの?あいつら脇役なのに…」

ある日、幕張で舞踏会が開かれることになりました。

シンデレラも参加したかったのですが、お姉さま達の威圧におののいてしまい、家で留守番することになりました。

義母「いい?あんたは家で見張りをしといて頂戴」

義姉「お義母様(おかあさま)、そろそろいきましょうか」

義母と義姉は気分よく家を出発しました。

シンデレラ「…はぁ、私も参加したかったなぁ、ヤバい、発狂したくなってきた」

そのとき、目の前にステッキを持った魔法使いが登場しました。

シンデレラ「…えっーと」

魔法使い「あなたがシンデレラね。とりあえず魔法かけるからじっとしてて」

シンデレラ「いきなりすぎでしょ」

魔法使いはシンデレラの言葉を無視してステッキをシンデレラに向けると、シンデレラはドレス姿に変身しました。

シンデレラ「え?何これ、突然すぎて状況が理解できないんだけど」

魔法使い「車も用意しといたからすぐに舞踏会に行けるわ」

シンデレラ「何この展開!?よくわかんないけどありがとう~」

魔法使い「あっ、忠告しとくけど12時までに帰ってこないとドレス代全額負担してもらうからそれだけ気を付けて♪」

シンデレラ「…気を付けます」

シンデレラは冷や汗をかきながら舞踏会に向かいました。

舞踏会に着くと、ドレス姿のシンデレラにみんな見とれてしまい、会場にいる男どもは鼻息が荒くなっていました。

王子「なんだあの子!かわいすぎでしょ!(*´Д`)ハアハア、君!一緒に踊らないか」

シンデレラ「(なんかヤバそうだけど)お願いします」

シンデレラと王子は時間も忘れ踊り続けていましたが、シンデレラがふと時計を見ると、12時直前でした」

シンデレラ「ヤバッ!ドレス代払っ、あっ、いや急用できたんで帰ります!」

王子「ちょっ、待って!せめてLINEのID教えて…あー行っちゃったよ…ん?これはガラスのスパイク…」

シンデレラは急いで帰りましたが、12時までに帰ることはできませんでした。

魔法使い「タイムオーバー、ごめんだけどドレス代払ってもらうわね」

シンデレラ「1週間!1週間だけ待って!てかシンデレラってこんなお話だったっけ?」

魔法使い「原作はもっと残酷よ~、まあいいわ、でも絶対1週間以内に払ってよね」

シンデレラ「(最悪あの2人に払わせるか…)はい、わかりました」

一方、王子様は舞踏会で拾ったガラスのスパイクを手がかりに、町ゆく女性に靴を履かせましたが、ピッタリ合う人はいませんでした。

義母「今度は私の番ですね」

王子様「いや、あんたは顔立ちがすでに違う」

義姉「ではわたくしが…」

王子様「あんたも顔立ちが違う」

義母・義姉「(´;ω;`)」

シンデレラ「あの…私も試していいですか?」

王子様「君はあの時の子と似てるな…うん、履いてみてくれ」

シンデレラが試してみると、ピッタリサイズがあいました。

王子様「おおっ!PTA(ピッタリあってる)じゃないか!君があのときの女の子か」

王子は歓喜してシンデレラと結婚。

シンデレラは事情を話してドレス代を払ってもらい、王子と幸せに暮らしましたとさ。