ナレーションが変な浦島太郎
俺の名は浦島太郎、一応漁師でときどきニートだ。
ちょっくら釣りに出かけてる途中で、亀が子どもたちにいじめられているのを見ちまった。
俺は何度も注意したが、子どもたちは一向に話を聞かない。
仕方がないから、俺は子どもたちに寿司をおごってやった…給料前なのに痛い出費だ。
亀は助けてくれたお礼にと、俺を竜宮城に連れていってくれた、いい奴だったよ。
海の中なのに、息ができる…これが不思議でならなかった。科学ではわからない何かがあるんだろうな
竜宮城で出会った乙姫もいい奴だった。
ボン・キュッ・ボンという言葉が似合うほどのボディー…おっと話が脱線してしまった。
そのあと、俺は酒を飲んだり踊ったりと楽しいひとときを過ごした。
だが、漁師の仕事もあるから、ずっといるわけにはいかない、惜しい気持ちはあるが、俺は竜宮城を離れることにした。
乙姫は宝箱を俺にくれたが、「決して開けてはいけない」と釘をさされた。
俺は気になりながらも、地上に上がった…そうしたら、町が一変していた。
おいおいジョーンズ、なんの冗談だ。
あとで聞いた話だが、俺が竜宮城に居た間、地上では100年以上も経っていたらしい。
俺はショックを受けたよ…お気に入りの抱き枕がなくなっていたんだから。
やけくそになった俺は、開けるなと言われていた箱を開けちまった…
すると、中から煙が出てきて、俺はオチビさんになった…じいさんじゃなかったのね。