3が多い桃太郎

むかしむかしあるところに、オジーサンダーバード(おじいさん)とオバーサンダーバード(おばあさん)がいました。

オジーサンダーバードは山へ山菜取りに、オバーサンダーバードは3分クッキングの特別ゲストとして呼ばれました。

オバーサンダーバードは収録を終えて帰宅する途中、大きな桃が3個流れていることに気づきました。

さすがに3つは持って帰れないので、オバーサンダーバードはその中からひとつだけ持ち帰りました。

帰宅して桃を割ると、中から3333グラムの赤ちゃんが出てきました。

子どもの名前はオジーサンダーバードと3時間話し合った末、桃太郎に決定。

桃太郎は大事に育てられ、すくすくと成長。

それから3年、桃太郎は立派な武士になるため鬼ヶ島に行くことにしました。

オバーサンダーバードから3つのきび団子をもらい、途中で出会った犬・サル・キジにきび団子を一つずつ与えて仲間にしました。

鬼ヶ島に着くと、33人の鬼が立ちはだかっており、とてもかないそうにありません。

犬「桃太郎さん、どうするんです?相手が多すぎて勝てる気がしないんですが…」

サル・キジ「それな!」

桃太郎「だったら、俺が一人で行く」

そう言うと、桃太郎は三国志呂布並みの強さで鬼達を圧倒、宝も持ち帰り幸せに暮らしましたとさ。