一寸法師を現代風にしたらこうなると思う
昔々あるところに、人形コレクターのおじいさんとおばあさんが住んでいました。
おじいさんがいつものように人形の手入れをしていると、人形の身長がわずかながら縮んでいることに気付きました。
おそるおそる測ってみると長さは3cm、それにちなんで、おじいさんは人形を「イッスン(一寸)」と名付けました。
ある日、2人が目を覚ますと、イッスンが突然しゃべりだしました。
「俺はル○ィ―のような海賊王になりたい!だから俺は旅に出る!」
2人は少しパニックになりましたが、スーパーで買った紙コップを授け、船代わりに使うようアドバイスしました。
しかし、移動中に紙コップが沈みそうになったので、イッスンは地上に上がり、ヒッチハイクで移動。
京についたイッスンは疲れ切っており、近くにあったお偉いさんの家に泊めてもらうことにしました。
イッスンはどうにかお金を稼ごうと、プライドを捨てて土下座で懇願、家で働かせてもらうことに成功。
ある日、家の娘が鬼にさらわれそうになり、イッスンは鬼に立ち向かいましたが、飲みこまれてしまいました。
飲み込まれたイッスンは、秘密裏に手に入れたライフルを乱射、鬼はあまりの痛さにイッスンを吐き出して逃走しました。
娘は鬼が逃げるときに落としたBL本を開くと、イッスンはたちまち大きくなり、イケメンの青年になりました。
娘はイッスンに惚れ込み結婚、末永く幸せに暮らしましたとさ。
編集後記
今回は短めにしました。